スマートフォン
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スマートフォン (Smartphone) は、携帯電話・PHSと携帯情報端末 (PDA) を融合させた携帯端末。
通常の音声通話や携帯電話・PHS単独で使用可能な通信機能だけでなく、本格的なネットワーク機能、PDAが得意とするスケジュール・個人情報の管理など、多種多様な機能を持つ。
概要
「PDA機能が付いた多機能携帯電話」と表現されることがある。
携帯電話・PHS端末を出自とするもの、PDAを出自とするもの、ページャー(ポケットベル)を出自とするものの三つに大きく分けることができる。
日本国内で普及している携帯電話は、その大半にカメラ・電子メール・ブラウザ機能などが搭載されており、十分に高機能である。しかし、ワープロや表計算などのビジネスアプリケーションがない、搭載OSの技術情報が非公開である、それによってフリーウェア等の開発・導入が困難であるなど、PDAと呼ぶには汎用性・カスタマイズ性が不足している。このことから、日本的な多機能携帯電話はスマートフォンに含めないのが通常である。
とはいえ、Pメールやiモード、写メールなど、現代の国際的なスマートフォンにつながる重要な要素は日本国内の携帯電話の開発競争から生まれてきたため、日本的な高機能携帯電話を広義のスマートフォンに含める場合もある。海外では、Symbian OSを利用した物、特にSymbian OSとS60の組み合わせをスマートフォンと呼ぶが、日本では、一般には、NTTドコモから多数出ている、Symbian OSとMOAPの組み合わせはスマートフォンとは呼ばないことが多い。
2010年冬現在、日本においては、定義が曖昧であるが、ウェブブラウザがフルブラウザ1つに統合されている端末がスマートフォンと呼ばれることが多く、スマートフォンに分類されない端末の多くが2種類のウェブブラウザを搭載している。また、境界線が曖昧であるが、プラットフォームやOSがよりオープンな物がスマートフォンと呼ばれる。
iPhone
2007年、アップルが米国で「iPhone(アイフォーン)」を発売した。Mac OS X v10.5 から派生したiPhone OSを搭載し、マルチタスク非対応、アプリケーションのインストールは公式サイトのApp Store経由のみなどの制限が課され、従来のスマートフォンとは一線を画した(日本の高機能携帯電話に近い)仕様が特徴である。
2008年7月11日になって第三世代携帯電話に対応の「iPhone 3G」が日本でもソフトバンクモバイルから発売された。発売3日間で、全世界でiPhone 3G本体100万台の売り上げ、800本以上のソフトのリリース、1000万本のiPhone用ソフトのダウンロードを達成など[2]、発売当初から注目を集め、日本のスマートフォン市場を大幅に拡大させた。
Android
Androidは別名Googleケータイとも言われ、GoogleおよびOpen Handset Alliance(オープン・ハンドセット・アライアンス(OHA)中心となって開発を進められているオープンソースの携帯端末用のプラットフォームである。
日本ではAndroidの会(日本アンドロイドの会)といった研究グループも立ち上がっている。
OHAにはKDDIや NTTドコモ、Qualcomm、インテル、モトローラ、HTCといった携帯電話関連の企業が名をつらねている。
Googleが中心となっているため、Googleのアプリケーションが中心のスマートフォンOSでGmail、Googleカレンダー、YouTube等のGoogleのサービスが利用可能である。またAndroid SDK (アンドロイド開発キット)を使ってWindowsでもMacでも簡単にアプリケーションの開発ができ、審査等なしにAndroidスマートフォンにアプリケーションをインストールが可能である。またAndroidマーケットといわれる、アプリケーションのポータルも立ち上がっている。2008年には米国でAndroid OSを搭載したT-Mobile G1が発売され、2009年7月10日には日本でもNTTドコモからHT-03AというAndroid搭載スマートフォンが発売され、新たな潮流を巻き起こせるか注目が集まっている。
2010年には、NTTドコモからXPERIA(SO-01B)、ソフトバンクモバイルからはSoftBank X06HT、KDDI/沖縄セルラー電話からはIS01(SHI01)が順次リリースされる予定。